アフィリエイトとは自分のホームページやブログに広告を貼り、広告収入を得ることです。こちらのページではアフィリエイト収入の勘定科目と仕訳方法についてご説明します。アフィリエイトで収入を得ている方はご参考にしてください。
<目次>
1.アフィリエイト収入の勘定科目
1-1.アフィリエイトが本業の場合の勘定科目
1-2.アフィリエイトが副業の場合の勘定科目
2.アフィリエイト収入の仕訳方法
3.アフィリエイトにおすすめのクラウド会計ソフト
4.アフィリエイト収入を増やす方法
目次
1.アフィリエイト収入の勘定科目
アフィリエイト収入の勘定科目はアフィリエイトを本業として取り組んでいるのか、それとも副業として取り組んでいるのかによって異なります。
1-1.アフィリエイトが本業の場合の勘定科目
アフィリエイトで生計を立てている人など、アフィリエイトを本業として取り組んでいる場合のアフィリエイト収入の勘定科目は「売上」です。なお、アフィリエイトで生計を立てられるほどアフィリエイト収入がある場合は青色申告で確定申告をすることをおすすめします。
記帳を複式簿記でおこない、損益計算書と貸借対照表を添付して青色申告をすると65万円の特別控除を受けることができます。青色申告について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
青色申告と白色申告の違い
1-2.アフィリエイトが副業の場合の勘定科目
サラリーマンの方がアフィリエイトを副業として取り組んでいる場合のアフィリエイト収入の勘定科目は「雑収入」です。ただし、副業であってもアフィリエイト収入があまりにも多額である場合は売上の勘定科目で仕訳することもあります。売上か雑収入か判断することが難しい場合は税務署の職員の方に相談されることをおすすめします。
なお、アフィリエイト収入の確定申告をする際、アフィリエイトの所得を雑所得ではなく事業所得として申告すると損益通算という制度を利用することが可能です。損益通算とは赤字の所得と黒字の所得を合算して総所得を減らすことができる制度です。損益通算について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
確定申告の損益通算のやり方
2.アフィリエイト収入の仕訳方法
アフィリエイト収入を計上するタイミングはアフィリエイト報酬が確定した時です。商品やサービスの提供がおこなわれて、その対価が確定した日で計上することを「実現主義」と言います。
例えば、7月3日にGoogleアドセンスの6月の収益が50,000円であることが確定し、7月25日に100,000円の入金があった場合、以下のように仕訳します。
日時 |
借方 |
金額 |
貸方 |
金額 |
7月3日 |
売掛金 |
50,000 |
売上 |
50,000 |
7月25日 |
普通預金 |
50,000 |
売掛金 |
50,000 |
売掛金とは取引先に販売したサービスの代金を受け取る権利のことです。アフィリエイト収入は収益が確定するタイミングと入金のタイミングが異なりますので、いったん売掛金で仕訳をする必要があります。
3.アフィリエイトにおすすめのクラウド会計ソフト
アフィリエイト収入から経費を差し引いた金額が20万円を超えている場合は確定申告をしなければいけません。アフィリエイトの確定申告をする必要があるのであればMFクラウドを利用することをおすすめします。私はMFクラウドを利用して帳簿を付けているのですがとても使いやすいです。MFクラウドをおすすめする理由について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
MFクラウドをおすすめする理由
4.アフィリエイト収入を増やす方法
アフィリエイト収入を増やすには狙ったキーワードで上位表示される必要があります。少なくとも10位以内に入っていなければアクセスを集めることは難しいでしょう。狙ったキーワードで上位表示されるように対策することをSEO対策と言います。アフィリエイト収入を増やすためのSEO対策の方法について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
アフィリエイト収入を増やすためのSEO対策