会社を退職して、一定の条件を満たすと失業保険から失業手当が支給されます。会社を辞める前からブログアフィリエイトに取り組んでいて、ブログ収入がある場合であっても失業手当を受け取ることはできるのでしょうか?こちらのページではブログアフィリエイトで収入があっても失業保険を受けることができるのかご説明します。
<目次>
1.失業保険とは
1-1.失業保険の受給資格者
1-2.失業保険の給付金額
2.ブログアフィリエイトの収入と失業保険
2-1.ブログアフィリエイトの収入
2-2.ブログアフィリエイトの作業時間
3.失業保険の不正受給のペナルティ
4.ブログアフィリエイトの収入を増やす方法
目次
1.失業保険とは
失業保険は正式には雇用保険と言います。会社を退職して次の就職先が決まるまで国から失業手当としてお金が支給されます。失業保険制度の目的は失業者の生活を支援することです。失業者は退職して収入が途絶えてしまっても失業手当を受け取ることができますので、就職活動に専念することができます。
1-1.失業保険の受給資格者
失業保険を受けるには会社を退職して求職中である必要があります。退職してすぐに次の会社に転職する場合は失業保険を受けることができません。なお、ハローワークで求職活動をする必要があります。個人的に転職サイトなどで求職活動をしても失業保険を受けることはできません。
また、勤めていた会社で雇用保険に一定期間加入している必要があります。転職や起業など個人的な都合で退職した場合は、離職日以前の2年間のうち被保険者期間が通算12ヶ月以上あれば失業保険を受けることができます。有期雇用契約の満了や両親の介護などで仕方なく退職した場合は、離職日以前の1年間のうち被保険者期間が通算6ヶ月以上であれば失業保険を受けることができます。
退職の理由 |
被保険者期間の要件 |
転職・起業 |
離職前2年間のうち通算12ヶ月以上 |
契約満了・介護 |
離職前1年間のうち通算6ヶ月以上 |
1-2.失業保険の給付金額
失業保険の給付金額は「給付日数×基本手当日額」で決まります。給付日数とは失業保険がもらえる期間のことで、雇用保険の被保険者期間・年齢・退職理由によって異なります。基本手当日額とは失業手当の1日あたりの給付金額のことです。基本手当日額の計算式は以下のとおりです。
基本手当日額=賃金日額(退職前6ヶ月間の給料÷180)×給付率(50〜80%)
給付率は賃金日額の金額に応じて50〜80%となります。なお、賃金日額や基本手当日額には上限額と下限額が定められています。失業保険の給付金額の計算は複雑ですので、ハローワークに行って正確な数字を計算してもらうことをおすすめします。
2.ブログアフィリエイトの収入と失業保険
ブログアフィリエイトの収入があっても失業保険を受けることができるのかについてはハローワークの判断になります。ハローワークは以下の項目を考慮して総合的に判断していますので、ご参考にしていただきますと幸いです。
2-1.ブログアフィリエイトの収入
ブログアフィリエイトの収入が月に1万円ほどであれば失業保険を受けることができると思いますが、ブログアフィリエイトで月に30万円以上の収入がある場合は事業的規模とみなされ失業保険を受けることが難しいかもしれません。
2-2.ブログアフィリエイトの作業時間
1日あたりの作業時間が4時間未満であれば内職とみなされ、失業保険を受けることができる可能性が高いようです。1日あたりの作業時間が4時間以上ある場合は就労とみなされ、失業保険を受けることができない可能性があります。
3.失業保険の不正受給のペナルティ
ブログアフィリエイトの収入や作業時間について、ハローワークに嘘の報告をすると不正受給とみなされ、不正に受給した金額の3倍の金額を支払わなければいけません。特に悪質な場合は詐欺罪などによって処罰されることがありますので、偽りの届出や報告をしないようにしましょう。
4.ブログアフィリエイトの収入を増やす方法
ブログアフィリエイトの収入を増やすには収益が入る見込みの高いキーワードの検索順位を上げる必要があります。検索順位が上がれば、そのキーワードからのアクセスが増え、多くの収益が得られるでしょう。それでは、どうすれば収益が入る見込みの高いキーワードの検索順位が上がるのでしょうか?検索順位を上げる方法について詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。
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