アフィリエイト収入の確定申告をする際に経費を勘定科目ごとに集計する必要があります。しかし、どの経費がどの勘定科目に該当するのかわからず、頭を抱えている方は少なくないでしょう。こちらのページではアフィリエイトの経費の勘定科目についてご説明します。確定申告をする際はご参考にしていただきますと幸いです。
<目次>
1.アフィリエイトの経費の勘定科目
1-1.パソコン購入費の勘定科目
1-2.インターネット回線代の勘定科目
1-3.サーバー代、ドメイン代の勘定科目
1-4.書籍代の勘定科目
1-5.広告費の勘定科目
1-6.家賃の勘定科目
1-7.交通費の勘定科目
1-8.飲み会代の勘定科目
1-9.カフェ代の勘定科目
1-10.外注費の勘定科目
1-11.セミナー代、コンサルティング費用
2.アフィリエイトの経費計上のやり方
3.アフィリエイトの確定申告
目次
1.アフィリエイトの経費の勘定科目
勘定科目とは取引の内容を表した名前のことです。なお、法律で「この費用はこの勘定科目」という決まりがあるわけではなく、自由に設定することができます。アフィリエイトの経費の勘定科目については以下のとおりです。
1-1.パソコン購入費の勘定科目
パソコンの価格が10万円未満であればパソコン購入費の勘定科目は「消耗品費」です。パソコンの価格が10万円以上であればパソコンを減価償却資産として4年に分けて経費計上する必要があります。その場合の勘定科目は「減価償却費」となります。
なお、確定申告で青色申告をすれば「30万円未満の少額減価償却資産の特例」を利用できます。この特例を利用するとパソコンの価格が30万円未満であれば、パソコン購入費を初年度に全額経費計上することが可能です。
1-2.インターネット回線代の勘定科目
インターネットに接続するための回線代やモバイルルーター代の勘定科目は「通信費」です。なお、インターネット回線をプライベートでも使用している場合はアフィリエイトのために使用した割合で按分する必要があります。
1-3.サーバー代、ドメイン代の勘定科目
サーバー代、ドメイン代の勘定科目は「通信費」です。なお、レンタルサーバーの利用料を「賃借料」としても問題ありません。
1-4.書籍代の勘定科目
アフィリエイトのために購入した書籍代の勘定科目は「新聞図書費」もしくは「書籍代」です。アフィリエイトのノウハウを紹介した書籍や記事を書くために参考にした書籍を購入した場合は経費として計上することが可能です。
1-5.広告費の勘定科目
Google広告など、広告出稿にかかった費用の勘定科目は「広告宣伝費」です。Twitter広告やFacebook広告など、SNS関連の広告費も経費にすることが可能です。
1-6.家賃の勘定科目
オフィスを借りてアフィリエイトをおこなっている場合、家賃を経費として計上することができます。家賃の勘定科目は「地代家賃」です。
1-7.交通費の勘定科目
クライアントと打合せをしたり、取材に行ったりした時の交通費の勘定科目は「旅費交通費」です。自家用車で移動した場合はガソリン代なども経費計上することができます。
1-8.飲み会代の勘定科目
アフィリエイターや経営者との食事会の費用の勘定科目は「接待交際費」です。なお、プライベートの飲み会については経費として計上しないようにしましょう。
1-9.カフェ代の勘定科目
カフェでブログ作成をした時のコーヒー代の勘定科目は「雑費」です。カフェで打合せをした場合のカフェ代の勘定科目は「接待交際費」もしくは「会議費」です。1人あたり5,000円を超える場合は「接待交際費」、5,000円以下であれば「会議費」となります。
1-10.外注費の勘定科目
記事やデザインを外注した場合の費用の勘定科目は「外注工賃」です。クラウドワークスやランサーズで外注した時の費用は経費として計上することが可能です。
1-11.セミナー代、コンサルティング費用
アフィリエイトのノウハウを知るためのセミナー代やコンサルティング費用の勘定科目は「研修費」です。ブログのアクセス数が伸びず悩んでいる方はセミナーに行ったり、コンサルティングを受けたりすると良いでしょう。アフィリエイト収入を増やすためのSEO対策の方法について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
アフィリエイト収入を増やすためのSEO対策の方法
2.アフィリエイトの経費計上のやり方
アフィリエイトの必要経費として認められる金額が多ければ多いほど所得税の課税対象となる金額が減りますので、節税することができます。アフィリエイトの経費計上のやり方について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
アフィリエイトの経費計上のやり方
3.アフィリエイトの確定申告
アフィリエイト収入があり、所得税の確定申告をする必要があるのに申告しなかった場合、延滞税と無申告加算税を支払うことになり、5年以下の懲役や500万円以下の罰金が課されてしまう可能性があります。アフィリエイトの確定申告について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
アフィリエイトの確定申告