アフィリエイト収入から経費を引いた金額が20万円を超えている場合は所得税の確定申告をする必要があります。確定申告には白色申告と青色申告の二種類の申告方法がありますが、アフィリエイト収入がそこまで多くない場合は白色申告で問題ないと思います。こちらのページではアフィリエイトの白色申告のやり方についてご説明します。副業でアフィリエイトに取り組んでいる方はご参考にしてください。
<目次>
1.アフィリエイトの白色申告のやり方
1-1.アフィリエイト収入と経費を計算する
1-2.確定申告書Bに記入する
1-3.確定申告書を税務署に提出する
2.白色申告と青色申告の違い
3.アフィリエイト副業が会社にばれないようにするには
目次
1.アフィリエイトの白色申告のやり方
1月1日から12月31日までの所得が20万円を超えている場合、翌年の2月16日から3月15日の期間に所得税の確定申告をおこなう必要があります。なお、アフィリエイト収入が20万円以上あったとしてもサーバー代、ドメイン代、書籍代などの経費を差し引いた金額が20万円以下であれば所得税の確定申告をおこなう必要はありません。アフィリエイトの経費として計上できるものについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
アフィリエイトの必要経費として計上できるもの
アフィリエイト収入から経費を引いた金額が20万円を超えている方は以下の流れで白色申告をおこないましょう。なお、青色申告で確定申告をすると65万円の控除を受けることができます。アフィリエイト収入が多い方は青色申告で申告することをおすすめします。
1-1.アフィリエイト収入と経費を計算する
1年間のアフィリエイト収入と経費をエクセルなどにまとめましょう。なお、アフィリエイト収入は金額が確定した時点で収入とみなします。例えば、12月にGoogleアドセンスの収入が確定し、その確定金額が1月に振り込まれる場合、入金月が1月であっても12月の収入として計上します。
1-2.確定申告書Bに記入する
確定申告書Bの第二表「雑所得(公的年金等以外)、総合課税の配当所得・譲渡所得、一時所得に関する事項」に収入金額と必要経費について記入しましょう。なお、様々なASPを利用しており、第二表に書ききれない場合は所得の内訳書という紙に記入してください。そして、第二表には収入と経費の合計額のみ記入します。また、サラリーマンの方は会社からもらった源泉徴収票の数字も記入しましょう。
1-3.確定申告書を税務署に提出する
全ての記入が終わったら確定申告書を税務署に提出しましょう。なお、源泉徴収票の数字を記入した方は源泉徴収票も提出する必要があります。白色申告でアフィリエイトの所得を雑所得として申告した場合は帳簿の保管義務はありません。
2.白色申告と青色申告の違い
青色申告をすると青色申告特別控除として65万円の控除を受けることができます。また、30万円未満の減価償却資産であれば購入した年に全額経費計上することが可能です。青色申告のメリットについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
青色申告のメリット
3.アフィリエイト副業が会社にばれないようにするには
アフィリエイトの確定申告をすることで住民税の金額が増え、会社にアフィリエイト副業をしていることがばれてしまうことがあります。会社にばれないように確定申告をする方法について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
会社にばれないように確定申告する方法